なぜ運動しても痩せないのか?

昨今、健康志向傾向にあって、もしかしたらあなたも運動を始めた人、もしくは始めようと思っているかもしれませんね。

私は健康志向で始めたワケではありませんが、2020年にあることをキッカケに運動を始めました。

その理由はまた別のお話にするとして、

さて私も運動を始めよう!!っと思ったのは実はコレが初めてではありません。

過去に何度か挑戦したことがあるのですが、どれもそう長くは続きませんでした。

私の場合は三日坊主ではなく、三か月坊主でしたね(笑)

まぁ三か月も続けば上等じゃね??なんて思っていました。

ではなぜ三か月しか続かなかったのでしょうか??

主な原因は以下の二つです。

1つ、結果が出にくい、、、というか出なかった

2つ、ケガをした

この2つは結構多くの方が陥る、運動を止めてしまう負のスパイラルです(笑)

まぁ運動を始めた目的が、弱い理由だったというのもありますがそれは置いておきましょう。

そんな今はというと筋トレを初めてもう1年以上、ランニングを初めてもう1年ほどになります。

つまり、いつもと違って ”続いて” いるのです。

これは強い理由、があるからこそ続けられているのですが、それも別のお話し。

今のトレーニングは結果が出ており、かつケガをしないように配慮しているので、だからこそ気付きました。

なぜ運動を始めても結果が出ないのか?またなぜケガをしてしまうのか??

これは実にシンプルな理由でした。

私の経験を踏まえてのお話しなので、 ”できない” 理由が分かります。

“できない” 理由が分かれば対策は打てるので是非参考にしてみて下さい

スポンサーリンク




老化の原因はコレにあり

よく歳を取ると、歳のせいにしたがりませんか??

私はします(笑)

例えば、出来ていたことが出来なくなったり、体力が無くなったりすると、「もう歳だから」って。

実に便利な言葉と使っちゃうんですが、、、

運動を始めて今となってはこう思うワケです。

歳のせいにするのは甘え、だと(笑)

まぁこれもまた別のお話しなんですが、とにかく結論を言ってしまうと、一般的に言われている老化現象というのは、ただの怠慢から起こる現象だという事です(笑)

能力の低下、美容の低下、認知判断の低下など、確かに歳を取ると若いころに比べて能力は低下していきますが、実はそれほど大きく低下しないのです。

大きな低下を招いてしまうのは己の怠慢のせいです。

では何が怠慢なのか??答えは単純で、やらなくなった、からです。

やらなくなった故に、体が必要なしと判断し、その能力が失われるのです。

その失われていった成れの果てが、一般的に言われている老化なのです。

つまり逆を言うと、やっていたら、老化を遅らせる事ができることができますし、若いころの自分に戻す事だって可能なのです。

だから、歳のせいにするのは甘え、と言えるのです。

 

それは分かった。それで??な話し

では話を戻すと、運動しても結果が出ない理由について、以下の例えをみたら分かりやすいと思います。

A:見た目、健康そうな男性が、10キロ歩いた

B:腰の曲がった老人が、10キロ歩いた

 

さて、両者ともに10キロ歩いていますが質問です。

同じ運動量だと思いますか??

同じ結果を得る事ができると思いますか??

答えは直感的にでも分かりますよね。同じなハズがありません。圧倒的にBの老人の方が運動をする上で不利に働きます。

なぜなら腰が曲がっているからです。

運動は基本的に全身で体を動かします。腰が曲がっている時点で、歩く、という行為を下半身のみで行っている事が分かります。

つまり、足に負担がかかりまくっているのです。

だからケガをするのです。下半身しか動かせていないから運動量が下がり、結果として結果が出にくくなるのです。

普通の事ですよね??

では以下はどうでしょうか??

A:見た目、健康そうな男性が、10キロ歩いた

C:見た目、健康そうな男性が、10キロ歩いた

 

さて、両者ともに健康そうな男性で10キロ歩いています。見た目は一緒です。では質問。

同じ運動量だと思いますか??

同じ結果を得る事ができると思いますか??

はい、もうお分かりでしょうか??

同じなハズがありません。同じことをして、みんな同じ結果を得られるならば苦労しませんよね(笑)

こういう書き方をしたらどうでしょうか??

A:見た目、健康そうな男性が、10キロ歩いた(ただし体内年齢はBである)

C:見た目、健康そうな男性が、10キロ歩いた

例えばAは、デスクワークやスマホ首で姿勢が悪い、などです。

だからAとC、同じ運動量をこなしていても実際の運動量や作業効率が違うので、Aは痩せにくい、結果が出にくい、ケガをしやすい、などの症状に陥りやすく、一度陥ってしまったらやる気が低下し、運動が続かない、という負のスパイラルに直行するのです。

これが結果が出にくい、ケガをする原因なのです。そして同時に老化の正体ともいえるのです。

 

ではどうしたら良いのか

運動を始めようと思っている方。もう始めてしまっていて、なかなか結果にコミットできない方。

実は原因は、そもそもなお話しだったのです。

スタートが間違えているから、結果も間違えてしまう。

以下の3つを勘違いしやすいので覚えておいてください

 

運動を始めたからといって自然に体が動くようにはならないということ

例えば若いころは結構運動神経が良かった。だから運動を始めたら自然にあの頃に戻れるのではないか?

そんな風に思っている方。あるいはそれが当たり前だと考えもしなかった方は大間違いです。

一度失われた能力は、失った状態のままです。そんな失った状態でウォーキングやランニング、筋トレ、その他トレーニングを始めたところで、あの頃に勝手に戻ることは絶対にないので覚えておきましょう。

あの頃に戻りたければ、思い出す必要があるのです。つまり、意図を持ったトレーニングをしなければ意味をなさないのです。

 

稼働率は上がらない

同じく勘違いしやすいことに、運動をしていると勝手に体が動くようになる、という幻想です。

例えば全身の関節や筋肉を上手く使っていた頃を稼働率100%(=そんなことありえませんが)だったとして、運動不足で今や稼働率5%になったとしましょう。生活する上で5%ありゃ十分と体が判断したのです。

その5%のまま運動しても、正直5%のままです(笑)

そりゃ~多少10%とかにはなるかもしれませんが、言ってしまうとその前に絶対にケガをします。疲労骨折やら筋肉断裂とか、、、ね。

っていうのもそんなの当たり前で、普段の生活が5%で十分だったのに、急にその5%を超える運動をしてしまったら、そりゃ~体はビックリしますよね(笑)

それに、それってブラック企業のそれと同じですよ??(笑)

今まで定時で帰れていたのに急に残業しろ!!とか言われて仕事量が増えて、かつ給料変わらないという(笑)そりゃ~ストライキを起こす=ケガをするというものです。

ケガというのは限界を越えた時に発生するのです。

だから、運動をしていたら勝手に体が動くようになる=稼働率が上がる、とは思わないで下さいね。

多少動くようになってもおそらくそれは幻想です。稼働している筋肉が鍛えられただけで、すぐに限界が来るでしょう。

これも同じく、意図をもってトレーニングしなければ、稼働率は増えませんのでご注意ください。

 

運動不足は立派なケガや病気であることを認識する

多くの人は、ケガをしていない現状。病気をしていない現状、を健康だと勘違いしています。

ただそれも幻想で、一刻、また一刻とケガをする、または病気になる準備は着々と進められています。

覚えておいてください。

目に見える形で現れるというのは、限界に達したということを。

つまり、ケガや病気をしてしまったら、もう限界である、ということです。

先にも述べたように、例えば稼働率5%なんて、健康なワケないですよね(笑)

でもね、それが普通なんですよ。

お湯の中の蛙のお話し知っていますか??

熱湯にカエルを入れると慌てて飛び出すのですが、水の状態でカエルを入れて、ゆっくり煮ていくとカエルは逃げ出すことなく死んでしまうのです。

つまり何が言いたいのかというと、急激な変化は気づきやすいが、慢性的な変化は気づきにくい、ということです。

これは運動不足であることも同じことが言えます。事の大変さに気づかないのです。

運動不足は立派な病気であり、ケガでもあります。

なのでリハビリが必要なのです。

運動を始めようとするその心意気は素晴らしいですが、軽いノリで始めてもいいことはありません。

もう一度言いますね。

運動不足からの運動再開は、リハビリが必要なのです。

 

具体的な方法とは??

運動不足は立派なケガ。病気であることをお伝えしました。

だからリハビリが必要であることもお伝えしました。

私が経験したことなので間違いないと思うのですが、

「世の中やらないより、やった方がマシ」

という言葉があります。

確かにその通りなのですが、こと運動に関してはコレに当てはまりません。

マジで、 「やらないよりやった方がマシ程度のものならば、やらない方がマシ」 です。

じゃないとね、ケガします。マジで。ケガしたらマジでモチベ下がります。

で、ケガして運動しなくなったら、ここまで築いたもの全部パーです。また最初からです(笑)エグいっすよ~

得るのは時間がかかって、失う時は一瞬ですからね。本当に笑えない。

もう一度言います。

運動不足は立派なケガ。病気です。

だからリハビリが必要なんです。

ゆえに何が大切なのかというと、以下の2つといえます。

 

整体にまず行こう

一にも二にも、全身の関節や筋肉の稼働率を上げる事が運動する上で非常に重要です。

例えば一つの仕事でも、みんなでやれば早く終わりますよね?いわゆる人海戦術というやつです。

それは運動でも同じで、一つの負荷を全身で分散できれば疲労やケガのリスクを減らすことに繋がりますし、何より運動効率も良くなるので消費エネルギーも高くなります。するとそれだけ痩せやすくなったり、トレーニング効果も高くなるのです。

ではどうやったら稼働率を上げる事ができるのか??

その一つに整体へ行く、というのがあります。

特に運動不足な人が運動を始めるのであればマスト事項といえます。なぜなら、運動不足はケガをしている状態だからです。

指圧されるだけでその箇所の筋肉は刺激が入るので、運動する時も刺激が入りやすくなります。

体を整えることによって正しい姿勢を取り戻すことができれば、筋肉の連動がしやすくなり、運動効率も良くなります。

運動不足な方はしっかり整体を受けて、普段刺激が入らない筋肉に刺激を入れてもらいましょう。

慌てずにゆっくりと準備します。間違っても急にランニングなどをしないようにお気を付けください

 

パーソナルトレーニングを受けよう

運動を始める上で整体を受けるのは準備として必要なことであり、登竜門ともいえます。

それがクリアーできたらいよいよトレーニング開始です。

ぶっちゃけ整体を受けても良くなるのはその瞬間だけです(笑)なぜなら普段の私生活は姿勢が悪いからです。

仮に週1で整体を受けたとしても、残りの6日間が悪い姿勢でいたら、そりゃ体はそっちに慣れますよね。

これが整体に行っているだけでは体は良くならない理由です。

ではどうしたら良いのか?

それがトレーニング、運動なのです。

実はみんな案外知らないのですが、運動とは治療、という面があります。

整体で良くした体を維持、継続するために運動があるのです。

だから運動を止めてしまうということは、言い換えると処方されている薬を飲まなくなるのと一緒で、無謀なことをしていることがお分かり頂けるかと思います。

 

さて、それでは何を運動したらいいのかというと、、、

ランニングと筋トレです。

どちらか、ではなく両方です。詳しいやり方はここでは省きますが、最終的には両方必要になります(笑)

私も絶対にランニングはしない!!っと決めていましたが、気付いたら走ってましたね(笑)

最初は筋トレだけでいいと思います。

 

で、私が運動を続けられている一つの理由に、パーソナルトレーナーをつけている、というのもあります。

独学はおそらくですが、、限界があると思います。なぜなら自分の間違いに気づきにくいからです。

例えば人って、しんどくなったり辛くなると自然に楽な姿勢になるようになっています。

それが結局、トレーニング効果を激減させたり、意味のないものにしてしまうので結果に直結しない=やる気がなくなります。

なので初心者の方や素人の方は特にパーソナルトレーナーをつけるのがオススメです。

っというか、プロの方でも間違えるので下手に独学なんてしない方がいいですね

 

何をするにしても正しいやり方がある

どの世界、どの分野においても正しいやり方をしなければ良い結果をだすことはできません。

むしろ良い結果が出せないのは、間違えた方法を選択しているだけなのです。

実際、本気で運動を始めようと思うと、手間と労力はかかりますし、お金だってかかります。勉強もしなければなりません。

なので優先順位が低いと簡単にやめてしまう理由は山ほどあります。

それら理由をいかに、できる理由へと変えられるかが運動を続けられるポイントとなります。

仕事が忙しい?雨が降っている?用事ができた?お金がない?

めっちゃ分かります(笑)

めっちゃ分かるけど、、、だからこそ、、、!?ですね

 

今回は運動しても結果が出ない理由をお伝えしました。

できない理由は、分かってしまえば大した問題ではなくなります。

きちんと対策を打ち、正しく運動をして、是非理想の自分を手に入れて下さい。

一緒に頑張りましょう!!応援してます

ではまた

スポンサーリンク