上手くいかない/失敗

何をやっても上手くいかない。
続かない、、、

そんな想いをしたことはありませんか??

時折、根性論や
覚悟が足りないなんて言われますが
確かにそれもあっています。
あっていますが、、、
実はコレのせいなんじゃないかな??
って思うモノをご紹介。

それは
『セルフサボタージュ』
と呼ばれる心理。

セルフとは、自分

サボタージュとは、妨害・破壊という意味があるので

セルフサボタージュとは、
自己妨害、自己破壊行動と直訳できます。

つまり、
自分自身で成功を阻害し、
失敗するように促してしまっている、
っという事です。

そんなバカな(笑)
って思うかもしれませんが、
少なからず誰しもこういった行動を
やってしまっているので
自分は無関係、っと思ってしまうのは
早合点といえます。

で、
こういった行動が顕著にでてしまっている人が
普通の人からすると
「?」な人になるのです。

つまり、
何でこの人はこんなんなんだろう??
って思う人は、ほとんどがこの
セルフサボタージュにかかっているかもしれないのです。

 

スポンサーリンク

 

なぜこの人は幸せにならないんだろう??

私も色々な人と接する事があるのですが、
中にはめっちゃ良い人で
あるいは凄くいいモノを持っていて、
幸せになって欲しいなぁ~って思う人が、
めっちゃくちゃ不幸、
あるいは、めちゃくちゃ苦労している人が結構います。

そのたびに、なんで??って
首をかしげるのですが、この
『セルフサボタージュ』
を知ると、なるほどな、と
納得、理解できるものがありました。

そして自分もこの
セルフサボタージュを
持っていると。
改めて気づかされるキッカケになりました(笑)

要は、
重症か軽症の違いで、
自己暗示がかかっているのです。

なので、
自分は何をやってもダメだ、
っと暗示にかかっている人は
何をやってもダメになるように動いてしまいます。
仮に成功しようとしても、
ダメだ!という暗示がかかっているので
あえて失敗するようにします。

このような暗示は
多くは親の教育や
環境によって作られることが多いです。

親の何気ない、
「ほんっと、お前は〇〇だなぁ~」
っという口癖が、
その子の性質や個性を形作り、
それがセルフサボタージュとなってしまうのです。

事項では、
そんな一例をご紹介します。

 

事例から見るセルフサボタージュ

以下の動画は
1時間20分あり、
その事実だけで見るか見ないか
判断が分かれると思いますが、
見てみると
あっという間に見終わってしまいます。
なぜなら感情移入してしまうから。

っというのも、
分かるわぁ~ってなるんですよね(笑)

ただし、
冒頭辺りは違います(笑)

そんなに時間割いて見れないよって
人向けに簡単な概要を。

 

まずどんな内容かというと、
ラランドというお笑いコンビがいて、
その相方がクズで有名なんですね。

嘘はつくし、仕事に平気で遅刻するし、平気で仕事をサボる。
今回の企画はそんな西田氏を更生させようというお話しです。

なのでさっき言った
冒頭辺りは違う、という意味は
感情移入できないから(笑)
単純に、
「こいつダメなヤツだ」
っという嫌悪感が先にきて
イライラしてしまいます。

でも後半は違う……

構成は大きく3つ

1:西田氏の素行の悪さを紹介

2:西田氏に対して関係各者から、本当はこう思っている、というインタビューを撮る

3:それを西田氏に見せて反省を促す

 

 

 

スポンサーリンク

 

解説とまとめ

改めてセルフサボタージとは何かというと、
自己妨害、自己破壊行動で、
自己暗示の一種となります。

分かりやすく言っちゃうと、セルフサボタージとは
やればできる子症候群ともいいますか、
大本の考え方は失敗をしたくない、という想いが強すぎる事から、
あえて前日に夜更かしをしたり深酒をあおることによって、
遅刻したり、サボったりして、
大きな失敗をしない代わりに、
小さな失敗を繰り返すことによって
自分を守っているのです。

そして、
自分は夜更かしをした、お酒を飲み過ぎた、、、などの
理由をつけることから
失敗は仕方ない、と開き直ってしまうのです。

これが厄介なのは、
無意識でやってしまっている
ということです。

なので本人に悪気は全くなく、
そして反省、改善もしません。
なぜなら、それを改善してしまうと
やればできる子、が崩れてしまうからです。

 

以上、
セルフサボタージュをまとめると、
大きな失敗や恥をかきたくない。
だから自分が傷つかない範囲での失敗や恥を多く犯す。

なので、セルフサボタージュの人は周りから、
 ・だらしない
 ・やたら傲慢
 ・注意しても響いていない
 ・人間関係がうわっつら
 ・大舞台ほどパフォーマンスが低下
などと思われます。

そんなセルフサボタージュな人は、
 ・できない自分でいようとする
 ・自尊心がとにかく低い
 ・誰かと深く繋がるのが恐怖
 ・メンタルの問題対応が下手
っと無意識に思っているのです。

 

私もこのセルフサボタージュを知る前は、
「こいつはダメなヤツだ」
というレッテルを貼り、
その人とは距離をあけるようにしていましたが
理解できれば
分からなくもない心境です。

とはいえ、
よほど仲が良いか
どうしても付き合わなければならない関係じゃなかったら
触らぬ神に祟りなしで、
近づきませんけどね(笑)

 

さて、
このセルフサボタージュを改善する方法ですが、
2つあります。

 

1つが、
自分の出来る範囲で少しずつ負荷をかけていき、
慣れろ、というもの。
これはコンフォートゾーンと似たお話しですね。

 

コンフォートゾーンとは??

自分の慣れ親しんだエリアをいいます。
例えば、引きこもりの場合のコンフォートゾーンは部屋の中です。

コンフォートゾーンの外にはストレッチゾーンがあります。
ストレッチゾーンとは、少し負荷がかかるところで、
引きこもりにとっては、家の中や外はストレッチゾーンになるワケです。

そしてストレッチゾーンの外にパニックゾーンがあります。
いわゆる引きこもりにとっては、職場や学校がパニックゾーンとなり、
かなり負荷がかかるエリアなのです。

ではどうしたら良いのか?

例えば、引きこもりにおいて、引きこもりは部屋から出ようとしません。
なぜならストレッチゾーンも危険だと認識しているからです。
でもいったん家の中を徘徊してみたり、
街を散策してみたりすると、危険ではないと慣れてくるワケです。
すると、あなたのコンフォートゾーンは広くなるのです。

このコンフォートゾーンが広い人間ほど、
余裕のある人になり、
狭い人ほど今回のような、セルフサボタージュな人になるのです。

 

2つ目に、
ちょっとずつ成功を積め、
というもの。
セルフサボタージュな人というのは
極端に自尊心が低い特徴があります。
 
なので極端な言い方、セルフサボタージュな人は
100点以外は全部0点みたいな解釈を持っています。
1点でも10点でも
0点よりは成果を上げています。
そういった積み重ねが最終的に
100点になるので、
1点でもしっかり成功を祝う気持ちが重要です。
 
以上の2点を理解していたら、
指導者側に立つ、あるいは相談に乗る側は
そういったアプローチをかけてあげると
セルフサボタージュな人を改善させてあげられるかもしれません。
 

 

 

スポンサーリンク