謙虚ってなんだろうって思ったキッカケ

 

誰が、とかじゃないとあるお国のお話しなんですけどね、、、

 

ある国はこのままではダメだってことで勉強し、大きく舵を切って世界に置いて行かれないように努力しました。

そのおかげで急成長を遂げ、世界でもトップクラスの国になることができました。

ここまでのノウハウもあるので逆境にも強いのです。

 

しかし一方で世界に大きく置いていかれてどうしようもなくなってしまった国がいました。

その国を見かねて、成功した国は援助を行います。公共事業の整備や技術、資金の提供です。

おかげでその国も世界の表舞台へ立つことが出来るようになったのです。

ただここで一つ問題が。

なんとこの支援を受けた国はその成功を自分たちの力でここまできたと勘違いしてしまうのです。

俺たちはスゴイ!俺たちは世界のリーダーだ!俺たちは選ばれた民族なんだ!

しかし彼らにはノウハウがありません。どれだけ息巻いたところで所詮は与えられたもの。

砂上の楼閣なのです。

世界を敵にまわし、新しい時代の波に飲まれ、今後彼らはどうしていくのかは知る由もありません

 

まぁどこの国の話しかはご想像にお任せいたします(笑)

別に批判したいワケでも何でもありませんので

 

ただこういったニュースなんかを見て、ほんと呆れた国だなって思っていた今日この頃

でもふと気づいたんですよ

このお話しのポイントは ”与えられたもの” と ”調子にのる” です

 

なぜ私が彼らを呆れたのかというと、

与えられたものを、さも自分達の手柄のように誇り、あまつさえそれをもって他人を攻撃したり蔑んだりする行為に対してです

 

って思った時、

「あれ?我々の能力や才能なんかもそうなんじゃない??」って思ってしまったんですね

 

我々の能力や才能なんかは親から与えられたもの。究極その線を辿っていったら神様から与えられたもの、とも言えます。

そこでさっきの話しに戻ります

 

神様から与えられた能力や才能なのに、

さも自分達の手柄のように誇り、あまつさえそれをもって他人を攻撃したり蔑んだりする行為とは如何なものなのか?と

 

なんか恥ずかしくなりません??(笑)

他人のふり見て我がふり直せって言いますけど、やべ~ってなりましたね、私は(笑)

 

それが冒頭の、謙虚とは何ぞや??に行き着くわけです

 

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タラントのたとえ

 

そんな話を知人にしたところ、

「あっ、その話し聖書にも載っていますよ~」って言われて調べてみたらコレが出てきたんですね

 

“タラントのたとえ”

 

※以下、細かい数字や内容は端折っています

 

とある主人が三人の召使にお金を預けて旅に出ました

ある男には1億円、ある男には5000万円、ある男には100万円を、です。

そしてその主人が帰ってきたときにそれぞれの召使がこう言いました

主よ、預かっていた1億円を2億円にしましたよ!!

主よ、預かっていた5000万円を1億円にしましたよ!!

主人は大層喜び二人を労いました。一方、100万円を預けていた男はというと

何だかんだと言い訳をつけて、結局は土に埋めて保管していたので100万円は100万円のままだったのです

主人は言いました

君は何だかんだと不安、不満を言っていたが、仮にそれが正しかったとしよう。では何故せめて銀行に預けなかったんだい?

そうすればほんの少しでも利子がついて返ってきたのではないか?と

 

このタラントとは、今でいうTVに出ている ”タレント” さんになって日常的に使われています(笑)

そしてここで出てくるお金というのがあなたの才能や能力に当たるワケです

 

つまり能力や才能に大小あれど、使い、そして磨き、そして向上させていかなければなりません。

能力や才能はお金のように使うと無くなるということはありません。

しかし使わなければ確実に錆びていきます(笑)

 

スポーツあるある何ですけどね?

ずっとトレーニングしていて、ある時2週間ほどサボったとするじゃないですか??(笑)

するとかなり落ちますからね、能力。むしろ元通り??みたいな勢い。無常すぎる現実

たった2週間ですよ??あれだけ、ここまで頑張ってきたのに、、、

 

では問いましょう。あなたの才能、、、もう何年使っていません??(笑)

 

ある意味、才能や能力とはお金と一緒かもしれませんね

 

お金もタンス預金は実はお金が減っているという事を知っていましたか??

、、、そうです、世の中は物価が上がっているからです。

昨日まで買えていたものが今日では買えないのです。つまり減っているのです

 

だから投資をしてお金を増やさなければならない。

それが能力や才能で言う、使って、経験して、勉強して、になるんでしょうね

 

それが難しかったら銀行に預ければ少しでも利息がつきます。

それが才能や能力で言う、これは私の解釈ですが例えば誰かのもとで働くだとか、いわゆる仕える、雇われる形で発揮させろってことじゃないですかね。

 

なにもせず、ただただ錆びさせていくのは愚の中の愚、なのかもしれませんね

 

そしてそしてそれら努力の末、実が宿ったならば、

謙虚になりなされってことですね(笑)

 

自分の能力や才能は所詮は与えられたモノなのです

「俺、エライ!!」になってはいけないのです

 

与えられたものを精一杯活かす

そしてそれをどんどん社会へ還元していくことこそ人生なのかもしれませんね

 

ではでは、ふとした一日でした(笑)

 

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