人間は確率が絡む選択では自分に不利な選択をしてしまう愚かな生き物である
ほぇ~、、、いきなり辛辣な言葉だね~
そうだね。でも実はこれは真実なんだ。なんでだろうね?
感情をコントロールできない人類
投資の世界で株価が上がるか下がるかを予想するのはプロでも難しい、というお話しを聞いたことはありますか??
実はこれは事実でホントに予測できないのです。
それは何故かというと、株を購入し、売るのも人間だからです。
当たり前ですよね(笑)
でもこれが難しい要因なのです。
なぜなら購入するのも売却するのも人の ”感情” だからです。
だから予測できないのですよ。
何万何千もの人の感情なんて把握できないしコントロールはできないですよね。
そんなもの神様でさえも予測することは難しいんじゃないかって思ってしまうほどです(笑)
ここで何が言いたいのかというと、世界は感情で動いているということです。
その感情を上手く扇動しているのが時の権力者だったりするのです(笑)
その話は置いておきましょう(笑)
世界の80%は感情で動き、20%の人はその感情をコントロールしようと日々努力しています。
人間ゆえに感情を完全に支配することは出来ませんが、努力することは出来ますからね。
では感情に振り回されることが悪なのか?と聞かれるとそうではないと思います。
それも人間に与えられた特権なので感情によって突き動かされることも時には大事なことと言えます。
しかし、敢えて何が悪であるかを話すのならば私は以下のように答えますね
「ただただ感情に支配されて行う行動は争いしか生まない」です
こういう人、周りにいるでしょ??(笑)
またこうとも言えますね
「ただただ感情に支配されて行う行動は失敗しかしない」そして、
「同じことを繰り返し、反省をしない」
感情をコントロールすることは非常に難しいです。
しかしここを何とかしようとしなければ、世の中は平和にならないし、自分自身も失敗を繰り返してしまいます。
そうならない為にも、人ってこういうものなんだって事を知り、
そして自分自身と比較してみて下さい。
きっと自分が何者であるかを知るキッカケになると思いますよ 🙂
モンティーホール問題
この問題は、人間の脳みそは確率に非常に弱く出来ている、という事が分かる証明問題です(笑)
ゆえに人間は間違いを犯しやすい、ということなのです。
では早速やってみましょう
あなたに問題です
ここに五つの箱があります。
分かりやすく、それぞれを「A」「B」「C」「D」「E」とします
この箱のどれかに1000万円入っています。
当てることが出来たらあなたに差し上げます
さて、どれを選びますか??
、、、
、、
、
仮にあなたはAを選んだとしましょう。
そこで私が、あなたに大、大、大ヒント!!ってことで、BCDの箱は空であることを教えてあげます。
なので選択肢は「A」か「E」の二択です。
ではもう一度選ばせてあげましょう。さて、どうしますか??
あなたは最初に選んだAを信じますか?
それともEに変えますか??
理由も一緒に考えてみてください。
回答編
では先程の回答です。
ぶっちゃけ1000万円が「A」「E」どちらに入っているかは問題ではないのです。
でも入っている確率が高いのは確実にEであることは間違いありません。
なぜならAに入っている確率は20%、Eに入っている確率は80%だからです
えっ??AとEの二択なんだから50%50%じゃないの??って思ってしまったあなたは正に脳によって判断を狂わされています。
では解説です
ABCDEのそれぞれの箱に入っている確率は20%です。これに間違いはありません。
ではここで二つに分けてみましょう
AとそうではないBCDEグループです
するとAは20%のまま、BCDEは80%となります。
ここまで説明したら分かりますか??(笑)
あとは先ほどの大大大ヒントによってBCDは空であることが分かったので
Eが80%になるのです。
よってEを選択することが非常に合理的な判断になるのです。
もちろん、Aに20%入っている可能性もあるので、間違いではありません。
でも20%と80%だったら誰でも80%を選びますよね?(笑)
でも人というのは、AとEどっち?っとなった時点で、どちらを選んでも50%と勘違いしてしまうようにできています。
だから多くの人は最初に選んだAを信じる!だとか、何となくEへ変えるという風になるのです。
決定の仕方が論理的ではなく感情なのです。
もう一度言います。だから人は間違いを起こしやすいのです。なぜなら決定の判断材料が感情だからです
ではここでもう一つ分かってほしいのが、世の中は50%50%ではないということです。
何事もやってみなければ分からない、というのはありますが、
実はやる前からある程度見えない変数によって決まっている、ということです。
つまり、あなたが何かを選ぶその瞬間瞬間に、目に見えていない大大大ヒントが提示されていて、それに気が付いていない、というのが私たちの日常です。ささいな行動でもね
なので事故や病気、失敗というのは、成るべくして成るのです。
その逆も然り。
上手くいくのも成功するのも成るべくして成るということです。
怖いですよね 😐
だから感情をコントロールする、言い換えると自己分析が必要になるのです
ピークエンドの法則
では早速ですがあなたには罰ゲームを受けて頂きます。ではいきましょう~
罰ゲームの内容
今からあなたには電流が流れる2種類の罰ゲームを受けて頂きます
一つ目。
一回だけ強電流を流します
二つ目。
二回電流を流します。一回目は強い電流。二回目は微弱な電流。
さて、あなたに質問です。
もう一度罰ゲームを受けるとしたらどちらを選びますか??というものです
如何ですか??(笑)
回答編
この法則を一言で言うと、 「終わり良ければ全て良し」 という法則です(笑)
さて先ほどの質問の答えはどうですか??
もちろんあなたは一つ目を選ぶと思います。なぜなら電流を受けるのが一回で済むからです。
冷静に考えたら二回よりも一回ですよね(笑)
でもね??
それは今あなたは私の文章を読んで頭でそう判断したからなんです。
実際に体験した人たちは何て答えたと思います??
そう、実は二つ目なんですよ。
えっ!?となりましたか??
これがこの法則の怖いところなんです 😳
要は一つ目は痛いままで終わったのに対し、二つ目はそれよりも痛くないままで終わったから。
痛くないって思ってしまうんですよ。だから二つ目を選んでしまうというのが人なのです。
スゴイでしょ??
このピーク・エンドの法則から分かる事実とは、
●費やした時間や回数を無視してしまう
●ピークに感じた良い感情・悪い感情、そしてそれがどう終わったのかで判定している
と、いうことなのです。
おもしろいでしょ??
もちろんピークとエンド以外の情報を忘れるということではありません。
ただ、最終比較するときの材料になりえないということです。
恐ろしいですね~(笑)
だから賭け事が好きな人が止められない理由はココにあるんですよ
だってみんな負けている金額の方が多いことを理解していますよ?賭け事やっている人に聞いてみて下さい。みんな理解していますから。でも止めないですよね?
それは勝った時のことを覚えているからなんです。
勝った時の喜びが大きいから、負け続けた痛みは忘れてしまうのです(笑)
ブラック企業を辞められないという人も、
今日こそ絶対辞めてやる!!って思っていたのに、仕事が終わって例えば仲間と愚痴を言い合ったり飲みに行ったり、で苦しさが緩和されてしまっているのです。
だから感覚がマヒしちゃって、つい辞めるタイミングを逃してしまうのです。
ダメ男やDV男性と別れられない女性が言いそうなことも当てはまりますよね??
普段は良い人だから~とかね。最後に優しくされてしまうと許してしまうんですよ
でもこのような話を客観的に聞いている時、まさに今のあなたのように、な時は平気で、
賭け事止めたらいいのに~、仕事辞めたらいいのに~、そんな男とは別れたらいいのに~、って言えちゃいますよね(笑)
はい。それは頭で考えられているからです。客観的に物事を判断出来ているからです。
でもいざ自分がその場になった時にそのような判断が下せないのは感情で考えているからです。
だから常に客観視しましょうというお話になるのです。
感情で動いてしまうと、
●費やした時間や回数を無視してしまう
●ピークに感じた良い感情・悪い感情、そしてそれがどう終わったのかで判定するのです
客観視できると、物事を総数で判断することが出来ます。
だいたい分かるでしょ??
物事を感情で話す人とそうでない人との会話を聞いていたら
この法則は本来、物語を書く時なんかに役立つテクニックですが日常にも生かせる法則です
是非覚えておいてください
最後に
いかがでしたか??
感情って怖いでしょ??怖いんですよ
ではマザーテレサの言葉で締めくくりましょう
セットで考えると非常にタメになると思いますので是非
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
運命を変えたければ思考を変えましょう!!
では①はこれにて終了です
ではまた