日本がワールドカップで優勝できると思うかい??
それは無理じゃないでし??
僕はそうは思わないけどな~
どうしてでし??いつも世界の強豪にフルボッコにされてるでし
まぁね。でも原因はいろいろあるけど少なからず日本の選手個人が世界で通用しないか?と聞かれるとそうでもないよね
確かに海外へ移籍した選手は活躍しているでし。じゃ~どうしてでし??
そこが今回のテーマだね。じゃ~見てみようか
なぜスペインはあんなにもパスが通るのか??
個人と組織の違い
日本人が得意としているのは組織力です。
これは日本独自といいますか、島国根性といいますか、真面目な性質と言いますか、日本人が本来得意としていることなのです。
野球を見ていたら如何に日本が強いのかが分かると思います。
野球というのは完全に個人の役割が分担されており、一個の組織力となっているのです。
まぁ野球のチームプレーとサッカーのチームプレーとは同じ「チームプレー」でもその中身は全然違うのですが、本質は同じものと思っていてください。
ではサッカーは?というと、一番最初に皆さんが力を入れるのが ”個人技術” なんですね。
間違いではないんですが、むしろそれだけ、な氣がします。野球なら正解かもしれません。
個々の個人技術が高かったらチームは強くなる、といった錯覚をずっと抱いているように見えます。
名プレイヤーが名監督になる、と言っているようなものですね
サッカーでいう個人の上手さと組織の強さは決して比例する関係ではないことを知っておこう。時には反比例するときもあるからね
ポゼッションとは?
ポゼッションとは ”ボールを保持している状態” という意味です。
なのでポゼッションサッカーとは常にボールを支配するサッカーのことを指します。
そのポゼッションサッカーで有名なのがスペインです
実はこのポゼッションサッカーは日本と非常に相性が良いサッカー戦術です。
日本代表の試合を見ていると、どこかスペインのサッカーに似ているというか、あるいはこういうことがしたいんだろうな~って思います。
では日本とスペインとで圧倒的に違う差とはなんでしょう??
もちろんテクニックや身体能力などはあるでしょうが決定的な違いというのは、パスコースの数、ではないでしょうか??
つまり受け手の動き方が悪い、ということです。
実はスペイン人と日本人を比較したとき、間違いなく日本人選手の方が練習量が多く、そして努力していることが分かっています。さすがは勤勉大国の日本ですね。
なのにこの差はなんなのか??
ずばり、、、
「努力の仕方が間違っている」 っということです。
いえ、正確には正しい努力のやり方を知らない、と言った方がいいのでしょうか。
日本のサッカー経験者で個人技術が上手い方はたくさんいます。しかしサッカーが上手い人というのはごく僅かです。
その意味はというと、サッカーは11人でするスポーツであるということ。
日本の指導者はよくこう言います。
「ドリブルでミスしたのならもっと精度を上げろ!!」
「パスをミスしたならもっと精度を上げろ!!」
「トラップミスをしたらもっと精度を上げろ!!」
間違ってはいないのですが、サッカーは個人種目ではない、ということを忘れてはいけません。
「ドリブルで、パスで、トラップで。ミスが起こるのならばどうやったら味方がそうならないような動きをしなければならないのか」
これを考えなければならないのです。
ミスする時というのは大体が迷ったとき。つまり迷った自分にも原因はあるかもしれないけど、迷わせた味方のせいでもあるのです
攻守の切り替え??
昔も今もそうかもしれませんが、よく攻守の切り替えが大事、と言います。
攻撃して、失敗したらすぐに守備に入る、守備をし、相手のボールが奪えたら攻撃に切り替える、といった言葉そのままの意味です。
その攻守の切り替えが早いか遅いかで強さが変わる、というものなのですが最近のサッカー事情ではその考え方は古いとされています。
最新のサッカーの理論で言うと、攻守の一体化。
つまり攻撃しながらも守備をし、守備をしながらも攻撃をするという理想のもので、
これをするのに必要なことは何かというと選手一人ひとりのポジショニング能力なのです。
つまり囲碁や将棋、オセロといったゲームのような陣取り合戦的な感覚が必要になってくるのです。
なぜここで攻守一体化の話をしたのかというと、
サッカー経験者の人というのはボール、そして敵を見ることには長けています。
これはフットボールという競技をしていたら自然と身につくものなのですが、一つ意識しなければ見えないものがあります。
それは味方の動きです。
味方がこう動いたから自分はこう動こう、というのがなかなか出来ないのです。
だから攻守の切り替えが必要になってくるんですね。
味方の動きが見えていたら、ポジションを埋めることが出来るので攻守一体となるワケです。
つまり相手のカウンターリスクを低くすることができるのです。
フットサルを幼少期にやっていた方が良い理由
サッカー強豪国は当たり前のように導入しているから
欧州や南米といった強豪国は当たり前のようにフットサルを導入しています。
近年導入してこなかったイタリアでさえ、ワールド杯予選敗退をキッカケに慌ててフットサルを導入したほどです。
幼少期にフットサルを中心に鍛え、中学高校からサッカーに専念する形式がとられています
組織で戦う事の重要性を知れるから
組織力の無い個々のチームなど組織力のあるチームの前では歯が立ちません。
それがたとえ個人技術に多少秀でていても、です。
フットサルはGKを除くと4対4のゲームになります。コートも狭いです。
4対4のゲームはかなりシビアです。
頭を使わなければ崩せませんからね。
一人でもサボることはできないのです
ポゼッションの原理を習得しやすいから
フットサルの魅力は素早いボール展開からのゴール、です
この狭いコートの中でボールを奪われるリスクはかなり高いです。
なのでボールを保有しなければならないのですが、これが単純なボール回しをしようとすると出来ないんですね。
相手がディフェンスラインを上げてきたら窮屈になり、途端にパスコースがなくなるからです。
その中でもボールを回すための考え方というのがあるのです。
これはサッカーだけをやっていると教えてくれないことなので、ここが重要と言えます
真ん中でプレーすることが重要であることを知れるから
サッカーやフットサルにおいて、どちらもコートの真ん中を支配出来たらゲームは有利に進められます。
逆にディフェンスする時は真ん中を使われないように守らなければなりません。
真ん中というのはあらゆる攻撃の拠点となるからです。
ですがサッカー経験者に多いのが、この真ん中を使いたがらない、そして真ん中でプレーすることが出来ないのです。
どうしてもサイドサイドへ逃げていき、そこからの展開は縦へ縦へと行くのです。
これでは相手の思うつぼといいますか、守りやすい攻め方になるのです。
真ん中でプレー出来ない理由は、サッカーはポジション固定だからです。
サッカーのポジションは大きく2つに分けられ、フォワード(攻撃)、ディフェンス(守備)、サイドハーフの外っ側の端と、
ディフェンシブハーフ(真ん中でも守備側)やオフェンシブハーフ(真ん中でも攻撃より)などの真ん中のポジションです。
端っこでやってきた選手というのはその端っこ属性が、真ん中でやってきた選手は真ん中属性が身に付きます。
そして得てして端っこ属性の選手は真ん中のプレーを苦手とします。慣れていない、というのが正しいかもしれませんね
その点フットサルは違います。
誰がどのタイミングで真ん中に入るのか、を全員で考えなければなりません。
フットサルにポジション固定の概念がありませんからね。
一人がみんなの為に、の動きが全員が出来た時に初めて個々の技術が光ってくるよ
チームプレーはチームでしかできないからスクールなどでは不要っていう人が多いけどそれは違うよ。チームの戦術は方針であって、その人が出来る出来ないは関係ない。動き方という知識や技術があって出来ることなので、それを教えてもらわないといけないよね
幼少期に求められている能力は総合力
爆発的に脳神経が発達するこの時期に、ある一つのことだけをやらせるというのは今後の成長において不利に働きます。
発想力や創造性豊かなお子さんに育てるためには、8歳までに、あるいは12歳までに総合力を高める必要があります。
サッカーだとどうしてもポジション固定になりやすく、フットサルではそれはありません。
フットサルでは一人で攻撃をこなし、守りもこなし、そしてゲームも組み立てなければなりません。
だからこそ総合力が養われるのです。
いかがですか??
幼少期にフットサルを学んでいた方が良い理由が分かったと思います。
正直、個人技術はスクールやクラブチームに所属して練習していれば自然に身に付きます。
が、動き方やマークの外し方、ポジショニングなどは教えられなければ分かりませんし、それを指導できる人間も日本には少ないのです。
なぜならフットサルを知っていて、かつ教えられる人間が少ないからです。
いまだにフットサルをミニサッカーと思っている人も多いからですね。
サッカーとフットサルは本質的には全く別の競技です。
さぁ、フットサルの見方をかえましょう!!
サッカーが上手くなりたかったらまずはフットサルも取り入れましょう!!
フットサルに限らずだけど、海外の学校では様々なスポーツを子供のころにさせるみたいだよ?専攻がサッカーであってもね。結局様々なスポーツの良いところが、自分の好きなスポーツにも活きてくるってことだね