せんせ~
先生ではないけどね
サッカーとフットサルの違いってなんですか??
急にどうしたの??
この前友達と話してたんだけどフットサルって要はミニサッカーなのかな?って
まぁ間違いではないけど正解でもないってところだね
何が正解なの??
基本的なところから違いを見てみようか
サッカー、フットサル、ついでにソサイチとは
サッカー
11対11人で行う競技で、主に主審(笛を持った人)と副審2名(旗を持った人)とで試合がコントロールされます。
広いコートで11人いるのでそれぞれポのジションで役割が与えられます。
例えばFW(フォワード)は攻撃に特化し、DF(ディフェンス)は守備に特化し、MF(ミッドフィルダー)は攻守のバランスを保つ、といった具合にです。
なのでサッカーをやっていると、「どこのポジションをやっていたの?」とか、「どこのポジションができる?」という会話がよく交わされます。
TVでよく放送されているからサッカーを知らないって人はあまりいないよね
フットサル
5対5人で行う競技で、主に主審と2審(どちらも笛を持っている)とで試合がコントロールされます。
主に体育館などの屋内で行う競技ですが、日本では人工芝で野外でもやられています。
サッカーというよりかはどちらかというとバスケに近い感覚で、またサッカーのように人にポジション名がつくことはありません。
だからフットサルをやっていて「どこのポジションをやっていたの?」という会話はありません。
フットサルは場所にポジション名があり、自分がどの場所にいるのかで求められる役割が変わります。
つまり、サッカーは例えば一度DFの役割が与えられたらほとんどDFの位置から動くことがありませんが、フットサルの場合は後ろにいたり前にいたり真ん中にいたりと役割が都度かわります。
実はフットサルはサッカーよりもバスケットに近い競技なんだ。だからバスケ出身の子の方が実はフットサルができたりします(笑)もちろん足でボールを扱うことが不慣れであるということは置いておいてね
ソサイチ
8対8人で行う競技で、サッカーとフットサルの真ん中的な感じです。
大人でもやられている競技ですが、そこは割愛して小学生がサッカーを行う際はこのソサイチになります。
サッカーのコートは子供には広過ぎで、かつサッカーのゴールだと大きすぎるって理由からです。
主に主審と2審(どちらも笛を持っている)とで試合がコントロールされます。
ソサイチに関してはこのくらいにしておきますね。
おまけでソサイチの説明も。サッカーよりも少人数で行える競技なので社会人になってからでも取っつきやすいスポーツなんだ
サッカーとフットサルのルール
サッカー
サッカーはコートが広いので待ち伏せが出来てしまいます。だからそれを禁止するということでオフサイドというものがあります。
交代は決められた範囲内でしか行えません。
オフサイドって初心者には分かりにくいルールかもしれないけど、おおよそサッカーのルールは分かりやすいものが多いよ
フットサル
フットサルは攻守の切り替えが早いスピーディーな競技です。だからサッカーにはない細々としたルールがあります。
またコートもサッカーに比べると狭いのでオフサイドはありません。
バスケに近い感覚の一つとして、5ファウルというのがあります。バスケのフリースローが与えられる感覚でフットサルではゴールキーパーとキッカーによる一対一の第2PKが与えられます。
交代もバスケのように自由に行うことができます。
フットサルはサッカーよりも厳格で厳しいルールが多々あります。勝手な私のイメージ、サッカーは公立、フットサルは私立って思っています(笑)
サッカーとフットサルの関係
なるほど~。ミニサッカーというよりはバスケに近いと
交代が自由だとか、5ファウルがあるっていうルールからもそういえるね
ただサッカー協会自体もミニサッカー程度に考えてるし、ミニサッカーって思ってしまっても仕方ないよね
フットサルは今の日本ではミニサッカーや、サッカーの天下り先のような認識です(笑)
でも実はこの認識は大きな過ちなのです。
サッカーの考え方のほとんどがフットサルにある
サッカーはコートが広い分どうしても効率性を求めてしまいます。だからポジション別役割が存在します。
ゆえに偏った選手に育ちやすいということです。
DFしか出来ない選手、FWしか出来ない選手、のようにです。
一方のフットサルはというと、フィールドにいる4人で相手を崩さなければなれません。サッカーのようにポジション固定でやってしまうと相手を崩すことはできないのです。だから目まぐるしくポジションを動きまわり、相手をかく乱しなければなりません。ゆえに自分のやらなければならない役割は変化するということです。
なのでフットサルでDFしか出来ない、FWしか出来ないというのは致命的なのです。得意不得意はもちろんありますよ?(笑)
こういったところからフットサルが出来る選手というのは非常にバランスの良い選手に育ちやすいのです。
そういったところからフットサルは相手ディフェンスの陣形を崩す動きやマークの外し方などサッカーではほとんど教えられない技術やゲームメイクが求められます。ここが大きなポイントといえます。
ここでフットサルはミニサッカーではない証明としてよくあるのが、
サッカー出身の人とフットサル出身の人とがフットサルで試合をするとサッカー出身の人は必ずと言っていいほど勝てません。
サッカー慣れしている人というのは単調な攻めしかできなく、最後に頼るのは個人技術だからです。
だからといって、ならばフットサルだけをやっていたらサッカーが上手くなるのか?と聞かれたらそうでないのも事実。
要はバランスの問題なのです
サッカーとフットサルのバランス
今世界のトレンドは総合力ありきの個性です。
世界の強豪国は幼少のうちにフットサルをやって総合力を養い、中学高校でサッカーをやって個性を伸ばしていく、というのが流れになっています。
フットサルで得られる総合力とはなにか??
①個人技術=テクニックはもちろん向上します。限られたスペース、相手の寄せの早さなど正確性が求められますからね
②攻守、バランスの出来る選手に育つ。フットサルでは全部をこなせないといけませんからね。
③チームプレイ、戦術、ゲームメイクができるようになる ☟ここ重要
⇒サッカーにしろフットサルにしても競技はチームプレイなのです。水泳やテニスのように個人競技ではありません。
でも案外みんなここを忘れています。
どうしてもボールを持っている人ばかりをみんな見てしまいがちですが、見るべきポイントは違います。
ボールを持っていない選手がどう持っている選手のサポートが出来るか、です。
ここを理解していないから個人技術に頼る、悪い言い方だと逃げるんですね。それだけで良いと思ってしまう
なのでこういう考えはどうでしょうか??
サッカーのクラブチームに入って個性を特化させ、
フットサルのスクールに入って総合力を高める。
孫子にも「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉があります。
例えばFWになりたいのであればFWだけをするのではなく、DFもするべきなのです。
DFを知ることによって自身のFW力も高まるのです。なぜなら相手の嫌がることが分かるからです。
でもサッカーでそれをやるには時間が足りません。監督の采配もありますし、人間関係もありますからね。
だからこそのフットサル。しかもゲームの組み立て方も学べるから鬼に金棒ですね(笑)
でもちゃんとフットサルを知っている人から学ばなければなりませんよ??
で、なければ意味がありませんからね
えっ?どこで学べばいいのかって??
忘れてはいませんか??そうです、つかしんが運営しているJ-FOOTジュニアスクールこそ、それらをお伝え出来るスクールなのです(笑)
なんだから営業ちっくになってしまいましたね。すみません
でもウチで間違いないのが、教えているコーチは元フットサルのプロの選手であるということ。
また相手のマークの外し方は天下一品であるということ。
これ子供の内に習得出来たらデカいですよ~
是非興味が有ったら体験に来てください。お待ちしています 😛
へぇ~フットサルって奥が深いんだね
そうだね。フットサルの魅力がもっとみんなに伝わるといいよね