ふぁ~眠いでし
もうお日様も傾いてきたもんね
早くお家に帰ってご飯食べて寝たいでし
非常に良いリズムだね
今から塾へ行く子もいるでしから尊敬するでし
あ~、、、確かに最近そういう子は多いよね
大人もそうだが子供の睡眠時間を確保してあげないといけないのはなぜ??
大人と子供の大きな違いは体=肉体、が出来ているか出来ていないかです
出来上がっている大人だからこそ(本当は負担がかかっているが)寝不足であっても耐えられるのです。
しかし子供の場合はそうはいきません。
今からその体=肉体、を作っていこうとしているのに、必要な睡眠を大人が子供から奪ってしまっているのです。
単純なお話し、肉体と精神は繋がっています。
体が弱れば気弱になりますよね?例えば風邪をひいたとかね
落ち込んだりしたら免疫が下がりますよね?例えば鬱になったりね
つまりは、です
今から肉体を作っていこうとしている時期に夜遅くまで起こして何かをさせるということは、
肉体が満足に作れません。
よって健全な心も精神も育ちません。
そんなお子さんに育てたいのですか?というのが本質です。
お子さんを大事に思う行動が結果としてお子さんの為にならないってなったらどうです??
その行動が悪いワケではありません。
選んだ方法論が悪かっただけです。
その辺りをもう一度考え直してみてはいかがですか??
必要な睡眠量と質
子供が必要な睡眠量
~1歳まで 赤ん坊 12~16時間 内、お昼寝8時間ほど
1~2歳 赤ん坊 11~14時間 内、お昼寝2時間ほど
3~5歳 幼稚園 10~13時間 内、お昼寝1時間ほど
6~12歳 年長~小学生 9~12時間
13~18歳 中学~高校生 8~10時間
小学生の十分な睡眠を考えたら、夜の7時には寝て朝の7時に起きるのがベストです
子供の寝不足からくる悪影響
免疫の低下
満足な肉体が作られないということは免疫がそれだけ低下するということです。
貧弱なお子さんに育てたいですか?
体温や交感神経、副交感神経の異常
朝起きれない若者多くないですか??俗にいう朝が弱い人達です。もしかしたらそれはその人の性格ではなく、子供のころにそう育てられた習慣のせいかもしれません。
他にも肥満体質や高血圧になりやすくなります。
大人になってからの生活習慣病のタネ
三つ子の魂百まで、といいますが、これは悪いことにでも言えることです。
お子さんに一生消えない負の遺産を背負わすことになります。
成績の低下
単純に集中力の低下を招くことから成績の低下に繋がります。
またそこからくる体験不足や経験不足をも派生させ、未熟な子に育ちやすくなります。
成績上位の子ほど早めに就寝していることが調査で分かりました。
記憶力の低下
睡眠には、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)があり、およそ90分おきに訪れるレム睡眠の間に、脳が記憶を整理するといわれています。
つまり、睡眠時間が短ければ短いほど、そのチャンスが減るとうことです。
よって、寝不足の子にどれだけ勉強させようとしても効率が下がるということです。
感情をコントロールできない
遊んでいてもイライラしたり、友だちとすぐ喧嘩したり、気づかないうちに友人関係を悪化させてしまったりします。
調査により、夜型の幼児は攻撃性が高く、不注意が多いというデータが出ています。
夜型の5歳児は三角形が書けない、なんていう話しもあります。
子どもはコントロールのきかない感情を抱え、心を痛める負の連鎖に陥ります。
寝不足な子供たちから出ている察してほしいサイン
こうした寝不足な子たちは、共通して何かしらのサインを出しています。
それを親御さんが敏感に察知することで、早期に睡眠不足を解消させてあげられるかもしれません。
自己肯定感が低い、イライラしている
子どもの態度や発言に注意してみましょう。
理由やきっかけもなく常にイライラしていたり、「どうせ自分なんか」「頑張っても無駄だし」といった投げやりな言葉を口にしたりしていたら要注意です。
文科省の調査から、睡眠不足の子どもには、自己肯定感が低く、イライラしやすい子が多いということがわかりました。
自己肯定感が低いということは、自分の能力に自信がなく、自分の存在価値が見出せないということ。
自分で自分のことを好きになれないのです。
昼間の居眠りが多い、休日に遅くまで寝ている
日常的な行動にも睡眠不足のサインは表れています。
昼間に居眠りをしていることが多かったり、休日に寝溜めをしたりする行動は、まさに普段の睡眠が足りていない証拠です。
授業中も居眠りしてしまい、授業についていけなくなってしまうことも。
対応が遅れると、不登校になるケースもあるといわれています。
こうした行動は、周囲から「怠け者」と誤解されることが少なくありません。
せめて親だけでも、子どもの睡眠が足りていないということに気づいてあげたいところです。
毎日忙しい、何事にも頑張りすぎてしまう
何事にも真面目に、一生懸命取り組む頑張り屋さんは、睡眠不足になりやすいといわれています。
学校や塾、習い事など、忙しい毎日を送る子どもは少なくありません。
それらを無理矢理すべてこなそうとすれば、睡眠時間を削るしかない、ということになってしまいます。
子どもの様子を見て、「ちょっと頑張りすぎているな」と気になったら考えましょう。
子供の様子をしっかり見てあげてね
参考情報
睡眠のゴールデンタイムの誤情報
よく「夜10時~深夜2時は成長ホルモンが多く分泌される睡眠のゴールデンタイム」という話を耳にしますが、残念ながらこの情報は正しくありません。
時間ではなく眠りの深さに成長ホルモンは依存します。
成長ホルモンが多く分泌されるのは眠りについてから最初の約3時間で、特に眠りについてから最初の約90分間に迎える徐波睡眠(最も深い睡眠状態)の時に分泌量は最も多くなります。
つまり、より多くの成長ホルモンを分泌させるためには、眠りについてから最初の約3時間にどれだけぐっすりと深く眠れるかがポイントになります。
「睡眠は最初の3時間が大切」だと言われるのはこのためです。
成長ホルモンは、起きている間に壊れた細胞の修復や疲労の回復など、私たちが健康的で美しく暮らすために必要な役割を数多く担っているよ
両親の就寝時間による影響
「都市生活における家族の睡眠の現状」によれば、
親子が同じ部屋で眠る家庭は全体の80%で、子どもの睡眠は親の睡眠と密接に関係しているそうです。
そして、
「夜型の母親が夜型の子どもをつくる」
「両親の睡眠の健康が悪いと、子どもの睡眠健康も悪い」
ということが明らかになっています。
つまり、子どもの睡眠時間を確保するなら、その前に親の睡眠時間を確保するべきなのです。
どれだけ時代や文化が変わっても人の本質は変わらないよ