レッドカードって出すの難しくないでしか？？
そうだね。あっ！って思ってもなかなか慣れていないと出せないよね
レッドカードも今まで見たいに明確な基準があるでし？？
もちろん！！むしろキチンと理解していたら結構レッドは出す頻度は高いよ？（笑）
退場（レッドカード）が命じられる項目
・得点、または決定的な得点の機会の阻止
・著しく不正なプレーを犯す
・相手競技者またはその他の者につばを吐く
・乱暴な行為を犯す
・攻撃的な、侮辱的な、または下品な発言や身振りをする
・モノを投げる反則
・同じ試合の中で二つ目の警告を受ける
得点、または決定的な得点の機会の阻止、とは
退場が出やすい理由の一つ。
まず明らかにもうゴールに入るよね？というボールを手、または腕を用いて阻止した場合。
これは問答無用で即退場となります。
次に、あくまで基本的に、ですが基本的に相手ゴールキーパーとの１対１も決定的な得点の機会、と捉えます。
なのでキーパーが競技者に対してファウルを行った、または後方の守備競技者がファウル行為を行った場合も退場になりやすいです。
なぜ、なりやすい、という表現なのかというと以下の項目が適用されるかがポイントとなるからです。
以下のポイントが全て当てはまった時に決定的な得点の機会の阻止として退場が命じられます。
・反則とゴールとの距離
・プレーの方向
・ボールをキープできる、または、コントロールできる可能性
・守備側競技者の位置と数
ちなみにペナルティーエリア内でこの決定機阻止が起こった場合、サッカーとフットサルの考え方が少し違うので確認してみましょう
ペナルティーエリア内で決定機阻止 ～サッカー編～
もしペナルティーエリア内で決定機阻止が行われた場合、従来だと
・レッドカードで退場
・相手にＰＫが与えられる
・退場が命じられた選手は次節出場停止
という、三重罰となり、かなり厳しいルールであるということで改正されました。
サッカーの場合、ペナルティーエリア内で決定機阻止が行われた際のプレーによって罰則が変わるようになりました。
①プレーの一環、つまり足による反則（蹴る、つまづかせる等）の場合
決定機阻止を行った選手は警告で罰せられ、相手にＰＫを与える
②プレーの一環ではない、つまり手で押した、引っ張った、押さえた場合
決定機阻止を行った選手は退場を命じられ、相手にＰＫを与え、次節出場停止
ちなみに少しでもペナルティーエリア外だった場合の決定機阻止は即退場なのでご注意を
ペナルティーエリア内で決定機阻止 ～フットサル編～
フットサルの場合は２０１８年時点では改正が行われていないのでペナルティーエリア内で決定機阻止が行われた場合、どんなプレーであっても即退場で相手にＰＫが与えられて、次節出場停止です
著しく不正なプレーを犯す、とは
これも退場理由として多い項目。以下の違反があったら退場を命じます
・相手容疑者の安全を脅かすタックルまたは挑む
・直接フリーキックが与えれる７項目を “過剰な力で” 犯した場合
・粗暴な行為を加える
著しく不正、と乱暴の違いは、プレーの中で起きたことなのかそうではないかの違い。著しくはプレーの中、乱暴はプレーの外、という認識でいよう。出場停止日数などの罰則が変わってくるのでご注意。ここの判断難しいよ？
足裏のスライディングタックルなんかでよく出る罰則。覚えておこう
乱暴な行為を犯す、とは
相手を殴ったりする行為。著しくでも触れたけど、プレーに全く関係ないところで犯す反則。
とはいえ、その境界線は難しく
とある国際審判員曰く
例えば相手ＤＦを背負っている状態で、相手ＤＦに服を掴まれていたとする
イラっとしてその腕を振りほどくべく、腕を上から下へ振り下ろして相手の腕を叩き落とした場合
これは ”乱暴” な行為として退場が命じられます。
えっ？ってなりましたか？（笑）
ちなみにその行為自体が微小だった場合
何をして微小といえるかはその審判員の判断によりますが、例えばよくある相手の胸を突飛ばしたりするやつは反スポで警告で良いです。
でもそれが乱暴だ！！って感じたら即退場ですね
モノを投げる反則、とは
無謀な場合は警告
過剰な力を用いた場合は退場が命じられる
レッドカードを出した審判員は重要報告書を書くことになるよ。その重要報告書で選手の罰則が決まるのでとても重要なんだ。ちなみに警告２枚目の退場の場合は重要報告の必要はないよ
決定機は試合の中で起こり得るシーンだからしっかり準備していつでも対応できるようにしておこう
選手たちの安全を守るために、ダメなことをする選手はコートから出す、という気持ちで臨もうね。一発退場はチームの命運を変える重い罰則。だからといって出せないようじゃダメだよ？
