遺伝ではないという事を知っておくべき理由
自分に能力がない、と結論づけてしまうのは簡単です。
そしてそれを何かのせい、と理由づけるのも仕方のないことです。
その何かの所為、の代表が才能ではないでしょうか??
自分には才能がない。天才はやはり違う
そしてそれらは生まれ持った時点で決めってしまうと。
しかし、そうではないことが近年の研究で分かりました。
大事なのは生まれ持った才能ではなく、どう幼少期に育ったのか、です。
まぁ子供の内に親は選べないですし環境も整えることもできません。
そういう意味では自分ではどうしようもない部分はあると思います。
ただ幼少期で遅れをとったとしても大人になってから挽回することは可能です。
能力はゲームのRPGのようなもの
有名なドラゴンクエストというゲームをご存知でしょうか??
知らない、興味がない人用に簡単に説明すると、
作中の魔王を倒すために、
敵を倒して経験値を得てレベルアップし、攻撃力や防御力などといったステータスを上げていきます。
またレベルが上がるごとに特技や魔法を覚えていきます。
道中では自分の職種を変えることができ、その職種を経てまた違った特技や魔法を覚えていき、最後には魔王を打倒する、というゲームなんですが、感覚的に自分の能力も同じであるということです。
勇者は選ばれし者なのか?
そうではありません。
勇者は勇者になれる経験を積んだから勇者になれるのです。村人は村人を極めたから村人なだけなのです。それが良いか悪いかの話しではありません。
ただ勇者を極めた者と村人を極めた者とでは能力が違うということです。
鍛えられる能力について
剣士や武闘家などは肉弾系の職種であることは分かりますよね??
一方で魔法使いや僧侶(=回復魔法系)などは肉弾系ではないということは分かりますよね??
ここがポイントなのですが、
剣士や武闘家などの職種は攻撃力や防御力などの物理的ステータスが上がりやすいということ
魔法使いや僧侶などは魔力などの精神系ステータスが上がりやすいということです
これはゲームの話しなので現実で職種なんてものはありませんが、あなたにも確実に伸びやすいステータスと伸びにくいステータスがあるということです
必要なスキルや特技について
武闘家は例えば回し蹴り、剣士だと真空切り、などの特技を覚えます
魔法使いなら攻撃魔法、僧侶なら回復魔法を覚えます。
当たり前の話しですが、武闘家が攻撃魔法は覚えませんし、魔法使いが真空切りを覚えることもありません。
同系列である武闘家が真空切りを覚えることもないですし、魔法使いが回復魔法を覚えることもありません。
その職種に就いたときにその職種の技や特技を覚えるのです。
これは私たちの世界でも同じことですよね?魔法はありませんが(笑)
分かりやすく言うならば “あなた” という職種に就いているのであなたらしさの特技やスキルが備わっているということです。
何をすべきなのか??
もし村人が勇者に憧れるのならば、村人の殻を破る必要があります。
あぁだこうだと言って殻を破るつもりがないなら村人であることを否定してはいけません。なぜならあなた自身が肯定しているからです。
勇者になるのに才能は関係ありません。
先にも述べた通り、
勇者は勇者になれる環境があっただけなのです。
村人は村人になれる環境があっただけです。
環境がなければ自分で作るしかありません。ただそれだけのことなのです
勇者になる為には?
勇者の枠を自分に当てはめるだけです(笑)
人というのは勝手に自分の枠を自分で作って結論付けてしまいます。
それこそ自分は凡人だってね。
そうじゃなく、自分は優秀なんだってウソでも枠を作ることが必要です。
傲慢になれっていう話しではありませんよ??
例えば自分は勇者なんだって思うならば、勇者とは?を知らなければなりません。
そしてその自分が思う勇者像に沿った行動をとることによって勇者になるのです。
知らず知らずのうちに村人の枠組みをとっていたならば、あなたは一生村人なのです。
村人が悪いと言っているワケではありませんよ??
鍛えられる能力について
自分に何があって何が足りないのかを知る必要があります。
そして必要ならば足りない何かを埋める行動を起こさなければなりません。
生き方として狭く深くより、広く浅く見識を広めた方が良いとされています。
なぜなら発想が広がりやすいからです。
ただここは好みに分かれる部分ではありますけどね。
例えば先のゲームの話しでいうと、
狭く深くならば魔法使いと僧侶を極めて上級職の賢者になり、魔法のスペシャリストになるのか、
広く浅くならば魔法使いと剣士を極めて上級職の魔法戦士になり、魔法と肉体戦に優れたオールラウンダーになるのか、
ここはあなた次第です。
必要なスキルや特技について
これは言わずもがな、になってしまいますが必要なスキルはその職種で学ぶのが一番手っ取り早いです。
料理人になりたかったら料理学校にいくかお店で働くのが早いですよね?そんなものです。
これは手に職の話しだけではありません。
考え方や思想も同じです。
全て同じ事が言えるのですが自分の殻を破ろうとしなければ成長はありません。
是非自分とは違った考え方にも興味を持って自分に落とし込んでいきましょう
まとめ
いかがでしたか??
才能の所為で、っと諦めていた部分があったでしょうが実はそうではなく単に “やり方” が間違えているだけに過ぎなかったのです。
そのやり方も自分のやり方でやり続けているから失敗するのです。
壁にぶち当たるときというのは必ず自分に何かが足りないからです。
その足りない部分に気づけよ?という成長の兆しです。
だからそこに焦点を当てましょう。
そこから目を背けてはいけません。またお門違いな努力をするのもやめましょう。
しっかりと自分と向き合い、出来ることと出来ないことを把握しましょう。
あなたは他人に比べて劣っているワケではありません。
他人に出来てあなたが出来ないことがあるだけのこと。
でも逆に他人で出来なくてあなたが出来ることもあるのです。
出来ないことを才能の所為にして逃げるのではなく、冷静に出来ないことを出来るようにすれば良いのです。
あなたなら出来ますよ
ではでは良い人生を