思考と運動との関係って??

この記事で伝えたいこと

柔軟な対応ができる、問題解決力が高い人、感情的にならない人、など

人として器が大きい人になりたい、成長したいと思っているそこのあなたに是非知っておいて欲しいこと。それは、、、

いわゆる頭の良さ、というのは学び(書物やセミナーなど)の中で得られるか、について実はそうではないということが分かりました。

もちろん学びの中で成長できる人もいるでしょう。でも学んでも学んでも成長できない人もいます。

ここに何の差が生じているのか?

それをお伝えしたいと思います。

 

勘違いしてしまう運動能力

運動、と聞くと真っ先に思いつくのはスポーツだと思います。そして不得意な人は運動音痴、という言葉があります。

ただここでいう運動とは体を動かすこと、すなわち普段日常生活で行う歩く、立つ、座るなども立派な運動になるのです。

もっというと、

見る、聞く、嗅ぐ、なども当たり前に行っている小さな動作も運動になるのです。

さてこの運動能力。

運動能力とはすなわち運動神経を指すのですが、この神経が発達している、していないで思考の幅が大きく違うのです。

なのでよくみんなが勘違いしてしまうことの一つに、

「頭が良くなりたかったらいっぱい勉強しなさい」

「運動神経が良くなりたかったらいっぱい体を動かしなさい」

というのは間違いである、ということ

頭の良さ=運動神経の良さ、と言えるのです

勘違いされたくないのでもう一度確認です

スポーツ万能である人は頭が良い、という話しではありません

運動神経の、神経が発達している人は頭が良い、という意味合いです。

ここでいう頭が良い、というのも勉強が出来る、成績が良い、という意味ではありません。

人として頭が良い=柔軟性や問題解決能力が高い、という意味合いです。

この違いを踏まえた上で次に移りましょう

 

神経という基礎値を高めよう

インプットとアウトプットの関係

インプットというのはあなたが見聞きした情報や知識のことをいい、

アウトプットとはそれを実践してみることをいいます

やりがちなのはインプットのみで満足してしまい、アウトプットしない人が多いのです。

でも実際はインプットしてアウトプットするまでが一連の流れで、そうしなければせっかくの知識も身に付かないのです。

これは脳と運動の関係と同じでインプット時、例えば書物から知識を得たとしましょう。

あなたはソファーで横になりながら本を読みます。

最小の運動で知識をインプットします。この時の脳の動きは同じく最小の刺激しか得られないのです。

ではそれを実践してみようと職場などで試してみます。

立ちながら、身振り手振りをしながら実践するあなたはソファー時とは比べ物にならないほどの運動量です。

相手も人間です。想定外の不測の事態も起こるでしょう。上手くいかないこともあるでしょう

どうしたらいい?と脳の動きは活発です。つまり超刺激的です。

だから身に付くのです。

全身で覚えるからです。

職人の言葉に、手に職を、という言葉があるでしょ??

そうです。手が覚えているんです。

トイレをしたら勝手に水を流していません??

そんな感じなのです

 

幼少期に培った基礎能力で決まってしまう

ただ悲しいことにみんなが思考力を伸ばすことができるかと聞かれたらそれは不可能です。

なぜなら、

“ そもそも基礎能力がない人というのはどうしたら上手くいくのか?を考えようともしない ” から

なのでこうやって知識を集めようとしているだけであなたは大丈夫だということです。

 

さて先ほどのインプットとアウトプットの話しで知識と運動の関係をお伝えしました。

一見、運動していないように見えても実は運動していて、それらがどう神経を刺激するのかによって大きく差が出てしまいます。

そのどう刺激するのか、が幼少期に培った基礎能力で決まってしまうのです。

ここが勉強が出来ない、運動ができない、柔軟性がない、感情的だ、になってしまう一つのターニングポイントと言えます。

 

幼少期(3才~8才)でしなければならなかったこと

とにかく遊ばせることです。全力で走り、全力で自然と触れ合い、全力でケガをする

これしかありません。

この時代をインドアで過ごしたり、親のエゴで過保護に育てられた子は苦労します。

 

例えるならこの年齢の子たちというのは、

広い真っ新な土地があり、そこに用水路をひく感じです。

子供なので何の計画もありません(笑)

とにかく引きまくることが大事なのです。

それが遊びの中で培う神経の形なのです

 

9~12才ですべきことだったこと

この年齢では先で培われた基礎をもとにスキルやテクニックを吸収していきます。

 

先の例でいうと、

粗く引かれた用水路がキチンとした形で整備されていきます。

またあっちゃこっちゃに用水路が引かれていたので新たに用水路を引こうとした時にすぐ繋がるようになっています。

こうして自分らしさの形を作っていきます

 

13~18才に行われる事

この年齢から大人の体に変わっていくので筋力トレーニングがメインになってきます

 

先の例で言うと、

出来上がった用水路を舗装工事を行うのです。防波堤とかね

 

つまり??

先の例でいう用水路の多さ、そして強固さがその人の人格であったり能力に直結するのです。

用水路が多いからこそ柔軟な判断が出来たり、用水路が多いから多くの水(=ストレス)が流れてきても分散することが出来ます。だから容量が大きくなる=余裕があるぶん問題解決力が高くなったり感情的にならないということです。

 

だから幼少期にどう育ったのかで人の人生はほぼ決まってしまうのです

三つ子の魂百まで、という言葉があります

昔の人も分かっていたんですね

 

大人のあなたがしなければならないこと

あなたのお子さんをどう育てたらいいのかのヒントはお伝えしました

でも大人になってしまったあなたはどうすればいいのでしょう??

もはや手遅れ?

いえいえ、そうではありません

ただ子供と違って時間も労力もかかってしまうのは否めません

 

ここでお伝えしたいことは、

どれだけ勉強しても基礎=神経が発達していなかったら限界がある、ということです

逆に言うと勉強が出来るという人は基礎が出来ているから勉強すればするほど頭が良くなります。

だから勉強してもなかなか上手くいかない人は基礎、神経系の育成をしなければなりません。

 

子供と大人の違いを知る

子供は脳が発達していない為に体で覚えようとします。

だからアウトプットしかないといってもいいです。

なので1つを教えると、教えていないことを3つ4つ覚えてきます(笑)

ここが子供の凄いところ

また後先考えずに全力で今を生きているでしょ?

この後の予定なんか無視して今が楽しければ良い、という考えです。だから吸収も早い。

 

一方の大人というと全てを頭で考えます。

ほとんどの人はインプットしかしません。

また頭で考えるから1つを教えたら1つしか覚えません(基礎が出来ていない人は特に)

そして後先考えますよね?明日は仕事だとか何だとか。

何かとブレーキを踏んでしまうんですね。

そして一番の弊害は出来ないことを嫌う人の性質です。

これは子供もそうですが大人は自立しているために如実に現れます。

これらのせいで大人は子供と違って成長が著しく遅くなってしまうのです

 

大人の戦い方

とはいえ大人には大人の戦いがあります。

それは知恵と経験です

老練という言葉もあるように大人には大人のやり方というのがあります

 

新しいことへチャレンジする

人は大人になると自分に出来ることしかしなくなります。

これも実は幼少期に培ったある特性が大きく関わってきます。それは “好奇心”

好奇心がない人には新しいことへ取り組むことを極端に嫌がります。

ただそれではダメであることをあなたは知りました。如何しますか??

 

意地悪な質問をしました(笑)

こう言い換えましょう。出来ないことを出来るようにする。

神経系が発達するのはこれしかありません。

無いものはどうしようも無いのだから作るしかないのです。

だから好きじゃなくても、興味が無くてもやってきることが大切なのです。

 

頭がパニックを起こす運動をする

単調な運動。例えばランニングだったり水泳だったりそれを行うことは健康にもいいですので否定はしません。

しかし今まで述べた通り、出来ることをいくらやっても、そして単調な運動は脳への刺激が極端に悪くなります。

上でも述べた通り、出来ない、頭がパニックになるくらいがちょうど良いのです。

 

なので状況状況で判断が要求されるスポーツが望ましくなります。

例えばフットボールであったりテニスであったりです。

次の動作を予測し、状況に応対し、相手のどの部分を攻めるのか、など脳と神経を刺激する運動をしなければなりません。

 

一番大切なこと

何はともあれ、出来なかったことが出来るようになる達成感を常に感じてほしい、ということです。

これがすごく大事。

これほど脳を刺激することはありませんから(笑)

興味が無くてもとりあえず否定せずにやってみる。そういう心構えで日々を過ごしましょう

 

 

ではでは、良い人生を